ねぇ博士。放射線はボクらの身近にあって、いろいろな分野で役立っているのに、
どーしてみんなはその活躍ぶりを知らないんだろう?
ワシもそれが残念でしかたがないんじゃ。放射線は目に見えないし、においもない、しかも危険な量を取り扱う場合もある。だからこそ人間は、それを安全に使うための智恵と方法を手に入れたんじゃ。それなのに、こんなに役立っている放射線をただ嫌ったんじゃかわいそうってもんじゃよ!
身のまわりの人工放射線を自然放射線と比べてみたら、きっと心配し過ぎなことがわかるはずじゃぞ!
放射線に関する単位には、たくさんの種類があります。その中でも人体への影響を表す場合は、「シーベルト」と言う単位が使われています。平均すると人は1年間に約2.4ミリシーベルトの自然放射線をあびています。
出典/量子科学技術研究開発機構 放射線医学研究所調べ等による
そうかあ。こうやって比べてみると、人工放射線も心配しなくていいことがわかったよ。
早くそのことをいろいろな人に教えてあげて、放射線の活躍をもっと多くの人に知ってもらいたいな!