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目次
① 概要
② 汚染検査室へ入室し、手洗いをする
③ 身体と物品の汚染検査
④ 着替え・返納
⑤ 立入記録簿へ記入
⑥ 管理区域から退出
・管理区域退出方法の一例を、一連の流れでご紹介します。
・各施設によって内容は異なりますので、施設の放射線安全管理担当者に確認して退出をしてください。
・汚染検査の前に手を洗います。手首までしっかりと洗ってください。
・ハンドフットクロスモニターで手足、実験衣の汚染を検査します。
・また、サーベイメータで管理区域から持ち出す物の汚染を確認します。
・汚染検査をしないと退出することはできません。
・また、持ち出し基準を下回らなければ物品を管理区域から持ち出すことはできません。
・汚染をしていた場合は施設の放射線安全管理担当者に連絡し、必ず除染をしてから退出します。
(ハンドフットクロスモニタ―の使い方)
⑴ 台に乗り、両手を差し込んでスイッチを入れます。
⑵ 両手,両足の表面の汚染が測定され、その結果が表示されます。測定結果がある値を超えた場合は警報が鳴りますので除染するか、放射線安全管理担当者に連絡します。
⑶ さらに衣服用測定器を取り、衣服の汚染検査をします。特に袖口は汚染しやすい部分ですので重点的に検査しましょう。
_*検出器の特性上、3H、14C等の低エネルギーのRIによる汚染が検出できません。
・実験衣は管理区域内に残し(施設によって異なります)、個人線量計は値を確認してから管理区域外で保管します。
・個人線量計の実験衣への付けっ放しや所定の位置以外の放置は、誤った測定結果に繋がります。
・使用記録や廃棄記録、時間等を記入します。
・ICカードで自動的に記録をする施設もあります。