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更新日:2016年2月8日
警視庁生活安全部及び公安部より、1月4日付け文書にて、当協会に対しサミット対策に関する以下の対応及び関係先等への周知の要請がありました。
○爆発物の原料等となり得る火薬類、高圧ガス、危険物、放射性物質、毒物、劇物等について、通常業務における保守管理の基本を徹底すること。 ○盗難(未遂を含む。)又は不審な取引を求められる等の事案が発生した場合には管轄警察に速報すること。 |
本年5月26日、27日に三重県志摩市において伊勢志摩サミットが開催され、それに伴い4月中旬より外務大臣会合などの関係閣僚会議が全国9箇所で行われる予定です。主要国首脳が一同に会するサミットは、テロ組織等にとって、その主義主張や存在をアピールする格好の機会となっており、過去に英国で開催されたサミットでは開催地から遠くはなれた首都ロンドンの公共交通機関において爆発物による同時多発テロが発生したことから、首都東京においてもテロ対策に万全を期する必要があります。
警視庁では、あらゆる突発的な事案に対しても迅速かつ適切に対処できるよう、平素から幅広く情報を収集し、分析するとともに、関係者との連携を一層強化して危機意識の共有を図り、官民一体となった「テロを許さない街づくり」を強力に推進しようとしており、本協力要請はその一環です。
警視庁生活安全部生活環境課危険物対策係
TEL:03-3581-4321(内線)34182