35Sとは?

半減期 87.5日

β線(最大エネルギー 167keV)のみを放出する硫黄の同位体である。

特徴として
1. 亜硝酸ガスや硫化水素ガスとして発生する恐れがあるため吸引しないように注意する。特に,バイアル開封時はドラフト中で行う。
2. 35S標識アミノ酸は放射線分解で揮発性分解生成物を生じ,反応容器や装置内面が汚染することがあるので十分に注意する。