放射性医薬品開発研究への招待

更新日:2022年4月7日

放射性医薬品開発研究への招待

理工・ライフサイエンス部会 RI利用推進専門委員会 創薬研究レビュー作成ワーキンググループでは、医薬品開発に興味をもつ学部学生や大学院学生に向けて テキストを作成しました。
ぜひご活用ください。
2022年3月

(注1)印刷物等に転載するには、転載許可が必要です。
(注2)委員の所属等は執筆時のものです。

この本のねらい

 臨床医学ではいうまでも無く、生命科学や創薬・創医療機器分野においても、個体を傷つけることなく、体外から体内各臓器・組織の機能を画像化して観察するRIイメージング分野はますます重要となっています。さらに加えて、近年、核医学治療を目的とした短半減期核種とその標識体の活用が世界的に広がりを見せつつあり、基礎研究から臨床応用にいたるまで新たな研究の潮流として注目されています。画像化や治療のためには、特異的に標的部位に集積するように設計された放射性化合物・医薬品が必要であり、これらを開発し、応用するにいたる実験計画を立案する研究者、実験技術を持っている研究者、それらを教育する多くの人材がますます必要となってきています。また、研究内容によっては外部施設との共同研究も必要になると考えられるため、外部研究者に対して分子イメージング研究者の立場から研究計画や実験結果を議論することが必要となります。
 本テキストを読んてこの分野へ進むためのきっかけにして頂ければ幸いです。

目次紹介

  • 第1章 放射性医薬品概論
  • 第2章 放射性医薬品開発(設計・合成
        ・標識編)
  • 第3章 放射性医薬品開発(評価編)
  • 第4章 脳イメージング
  • 第5章 心臓イメージング
  • 第6章 腫瘍イメージング
  • 第7章 治療研究(β線放出核種)
  • 第8章 治療研究(α線放出核種)
  • 第9章 セラノスティクス
  • 特 集 RIを用いた医薬研究者のキャリアパス
第3章 第4章
第7章 キャリアパス

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