No.82 放射線障害が発生した場合の一般(地域住民やマスコミ)への情報提供はどのように行うと良いでしょうか。

掲載日:2024年2月19日
 あらかじめ予防規程に情報提供の手順を定める必要があります。
 施設周辺の住民の方及び報道機関等への情報提供としては、プレス発表やホームページ等により行います。

 提供する情報としては下記が挙げられます。
・事故の発生日時及び発生した場所
・汚染の状況等による事業所外への影響
・事故の発生した場所において取り扱っている放射性物質等の性状及び数量
・応急の措置の内容
・放射線測定器による放射線の量の測定結果
・事故の原因及び再発防止策
また、これらに関する問い合わせ先を記載することが望ましいでしょう。

参考:放射線障害予防規程ガイドの解説書第13号
https://www.jrias.or.jp/association/pdf/yobo_kitei_No.13_2022.pdf